理事長挨拶
ご挨拶
理事長 菊池 忠彦
日本経済は、長引く新型コロナウィルス感染症の影響により、動向が一進一退の中、サプライチェーンの寸断や原材料の不足、資源価格高騰などの諸課題が回復への足かせとなっており、先行きは不透明感を増しています。
岩手県においては、東日本大震災津波からの復興、相次いだ台風災害らの復旧・復興を進めると共に、少子高齢化や人口の社会減等の課題について総合的に取り組みを行っています。
岩手県印刷工業組合では、組合員へのアンケート調査により、組合員の現状を把握すると共に、組合員に役立つ各種の取り組みを計画します。コロナ禍がどうなるか不透明な中、 Zoom (ズーム)を使ってのリモート形式、あるいはリアル参加併用によるハイブリット形式などを駆使し、可能な限りの情報提供を積極的に実施していきます。
今年度は、全日本印刷工業組合連合会との連携による取り組みの実施と県独自のアンケート調査による取り組みを加味し、下記の取り組みを推進して行きます。
- 全印工連の情報提供と連携対応(DX講習の実施)
- ジャグラ岩手県支部と連携した「知的財産権の財産的価値」に配慮した官公庁の発注状況のチェックと「用紙などの価格上昇に見合った発注価格の柔軟な対応の要望」の継続
- 組合財政基盤の充実への取り組みの継続
- 組合組織の活性化(組合役員の世代交代の実施)
- 各委員会主催の小規模な情報交換の場の設定(リモート活用)
- 業態変革に役立つ各種情報の提供
- 上期地区協の岩手での開催
- その他
これらの事業推進には、これまで以上の組合員の皆さんのご理解とご協力が必要となりますので、今年度も宜しくお願いいたします。