ホーム > 活動報告 > 令和4年度委員会活動報告
 

活動報告

令和4年度事業報告

 

 令和4年度もコロナ禍にはありましたが、日本国内も「ウィズコロナ」で進んでいこうという流れに変わりました。岩手県印刷工業組合も年度当初より、種々の会議・行事をリアルで開催することを前提に準備し、実施いたしました。
 通常総会では、役員改選が行われ、40代の組合員も理事に選任されました。また、上期東北地区印刷協議会は、岩手工組の主幹で、3 年ぶりにリアルでの開催となりました。常任理事をはじめ組合員皆様のご協力で、成功裏に終えることができました。厚く御礼申し上げます。
 令和4年度の一番の大きな問題、課題は、何といっても、印刷用紙をはじめ、インキ、刷版などの諸材料と電気料の値上がりでした。特にも、印刷用紙は、年に3度という過去に例を見ない値上げ回数と、価格面でも3割を超える大幅な値上げ。コロナ禍の需要減で、売上が減少していた組合員各社にとって、大きな痛手となりました。この状況を鑑み、岩印工組はジャグラ岩手県支部と合同で、官公庁に対し、「印刷資材等値上げに伴う価格転嫁」と併せて「知的財産権の取り扱い」の要望活動を行いました。また、岩手日報紙上にも「価格転嫁への理解を求める意見広告」を掲載いたしました。要望した官公庁からは、対応する旨の回答をいただいております。
 もう一つの課題は、組合の財政面です。退会による組合員数の減による賦課金収入の減と、物価高騰等による管理諸費の増により、赤字となりました。厳しい状況は続きますが、次年度も工夫を重ねてまいる所存です。

 ウィズコロナで世の中が動き出し、一年間フルに組合活動を行うことができました。これも偏に組合員皆様のご理解とご協力の賜物と感謝申し上げ、令和4年度の報告とさせていただきます。

Copyright (C) Iwate Printing Association