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活動報告

令和3年度事業報告

 

 昨年は、年明けから始まったコロナ禍の第3波が猛威を振るい、全国で一昨年同様に3密を避けるための対策が実施され、経済活動が抑制された厳しいスタートの1年でありました。ワクチン接種も4月から始まり東京オリンピックの終了する9月には、国民の80%以上が2回目の接種を終了し、10~12月には、コロナ禍も終息するかもしれないとの期待を持たせる状況になりました。
 しかしながら、今年の1月には期待に反し、オミクロン株による第6波が再び猛威を振るいました。日本経済は、好調な業種と厳しい業種に別れ印刷業界は厳しい業種であり、組合員へのアンケート調査では、2年目も引き続き前年比減収のままの企業が80%以上でありました。
 このような環境の中、岩印工組では、年次通常総会、上期東北地区印刷協議会、8月のビアパーティーの開催などが、それぞれ書面決議・ズームによるリモート会議、中止になるなど、リアルな活動が殆ど出来ませんでした。
 その一方で、JPPS講習会、MUDセミナー、古紙回収事業、緑化推進協議会への収益金の寄付、県庁への「知的財産権の財産的な価値への配慮、インキ・刷版などの諸材料の上昇に見合った発注価格の柔軟な対応の要望」など組合員の皆さんにとってメリットのある最低限の役目を果たすことはできたと考えております。

 また、組合の財務は、組合員の減少や事業の中止などの影響により、組合費や組合事業収入が減少しましたので、その分出費を抑えることを工夫し、非常に厳しい情況でありましたが、若干の黒字を確保することが出来ました。
 これも、偏に日頃からの組合員の皆さんのご理解とご協力の賜物と感謝申し上げ、昨年度1年間の報告とさせていただきます。

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